イマセン第14回 数を数える〜4〜
問題3.解答
(1) ・・・
(2) ・・・
(3) ・・・
(4) ・・・
(5) (ただし
とする) ・・・
解説
これもまた、その2で導いた 「最小の数」を個数に含めるとき、 (個数)=(最大の数)-(最小の数)+1 ・・・(*)の応用だ。
(*)を式変形で得られる、
「最小の数」を個数に含めるとき (最小の数)=(最大の数)-(個数)+1 ・・・(***)
を使う。順列Pや組合せCの式は、PやCの左が「最大の数」で、右が「個数」と解釈することができ、かけ算の最後に現れる数も個数に含めるから、(***)を使うことになるのだ。
(1)
(2)
(3) そのまま
(4)
(5)
である。とくにCは、生徒の一人が赤本(大学別入試問題集)を持ってきて、
と書いてあるがなぜそうなるのか分からない、という質問をしてきたことがあり、それによって生まれた問題である。その生徒には今のような説明をした後、
が成り立つ、という話をした。
もちろん覚えておいてもらいたいのは(*)だけで、ほかの(**)や(***)などの式は必要に応じて式変形すればよいのだ。ぜひ皆さんも使ってほしい。
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