必要な公式はわかっているのに、最後の計算でどうしても詰まってしまい、結局バツになってしまった。
・・・学校の定期テストでこんな経験をした人は、きっと多いと思う。

定期テストにとどまらず、センター試験や多くの私立大学の入試などでも、全く同じ。
たったそんなミスだけで合否が決まるかも知れないなんて、寂しいことだと思わないか?

俺は今某塾で高校生に数学を教えているのだが、計算が詰まってしまうところは、面白いくらいにみんな同じなんだ。

このサイトでは、そのように多くの人が詰まりがちな計算を、学年に関係なく紹介していきたい。
だから小学校に戻る時もあれば、高校3年生に飛んでしまうこともあるだろう。
だけどそれが逆に、学校・塾のカリキュラムにとらわれない、インターネットの良いところだと思う。

一応このサイトは4月から新しく高校1年生になる人たちを対象にしているが、そのほかの学年の人でも全く構わない。

計算力が付けば、問題も楽に解けて、点数が上がり、うれしいからまた頑張る・・・。
こんないいサイクルが生まれてくれれば最高だと思う。

そのためには、ただこのサイトを眺めているだけではダメだ。
出てきた問題は、絶対に自分の手を動かして計算し、きちんと答えを出して欲しい。
そして間違っていたら直して欲しい。

こんな一見回りくどそうなことが、実は数学ができるようになる一番の近道だと、俺は信じている。

(2004.3.15)

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