イマセン第18回 忘れた頃にやってくる最大・最小 〜その5〜

 

  とおこう。問題は、 が成り立つかどうかである。

 まず今までの過程から、 であることは明らかである。一方、

   
          
          

 であるから、 すなわち が成り立つ。

 

 したがって、 は、 のとき最小値 をとる。

 これを利用すると、

   

 となるから、 が最大値である。

 

 ところが実は、この二重根号は外すことができて、

   
              ← 中のルートの係数が 2 になるように変形。
              ←  (複号同順。ただし )
              ← 有理化

 したがって は、 のとき最大値 をとる。

 

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