イマセン第10回 連立方程式<2>〜その2〜

 

解答

(1) または

解説

    

両方とも の形になっているので、式をつなげて を消去する。

 

    

    したがって、

 

の値が2つ出た。したがってそれぞれの場合における を、一つ一つ求めなくてはならない。

 

    (i) のとき

    (B)に代入して、

    (ii) のとき

    (B)に代入して、

 

「〜のとき」のように、一つ一つに分けることを、「場合分け」という。特に高校の数学では、この場合分けに出くわす場面が非常に多い。ちなみに、ここでは の値をともに(B)に代入していたが、(A)に代入しても構わない。

 

ところで、最終的な答えの書き方だが、

×××  , 

と書いてはいけない。正しくは、

    または

とか、

     

などのように、必ず「どの とどの がセットなのか」が分かるように書かなくてはならない。気にしない人が意外と多いので、注意しよう。

 

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