解答1.
すべて間違いである。(5)(6)は、間違いとは言えないがずいぶん回りくどいやり方である。
(1) 【足し算でつながっているだけでは、約分できない】
×××
→ ならば、 とできる。
(2)【分母の+−はばらせない】
×××
→分子の+−ならば、ばらして とできる。
(3)【ルートの中の+−はばらせない】
×××
→掛け算ならば とできる。(ただし)
(4)【ルートの中は先に計算】
×××
→正しくは、 (実は高校で「絶対値」というものを習うと、この話はもっと深入りできる)
(5)【分数はともかく約分】
(6)
と、極力2乗のまま扱えば、分母の を計算する必要は、ない。
さらに分子も、の因数分解の公式を使えば、
なので結局、
と、ほとんど暗算である。